めくるめく「蔵書票」という世界


蔵書票というものを教わりました。調べてみたら面白かったので誰かに言いたくなった。

蔵書票
蔵書票(ぞうしょひょう)ないし書票(しょひょう)は、本の見返し部分に貼って、その本の持ち主を明らかにするための小紙片。より国際的にはエクスリブリス(Exlibris、「だれそれの蔵書から」という意味のラテン語)と呼ばれる。英語ではbookplate。(wikipediaより)


15世紀に活版印刷が発明されてからできた習慣だそうですが、日本には1900年代に入ってから伝わったそうで。
時々古本漁ってると、奥付の前後に絵柄のついた紙が一枚糊付されてたりしますが、一つの文化として成立してるとは知らなかった。
協会まで作られてる→蔵書票協会




なんか、ファミコンカセットの後ろに名前書くような感じを思ってしまった(笑)。




最古のものはこういうのが有名だそう。
TAG index

「ハリネズミ書票」と呼ばれる最古級の蔵書票。"Hanns Igler das dich ein Igel Kiis[1]"「(この本を盗むものは)ハリネズミにキスされるだろう」 と書かれている。(wikipediaより)



色んな図柄があって、面白いです。デザインが優れたものが多くて探してみるととても楽しい。現代でも作っている作家さんがいっぱいいて、特に銅版画の人が多いみたい。自分でも作ってみたいな〜。

個人的にいいと思ったもの





動物




ミュシャとビアズレーもありました。

竹久夢二や武井武雄も作ってたとか。
あとなぜか、やたらと裸の女体がたくさんでてきます。それもまたずいぶん官能的で。。。

ここに載せたのは割とライトな方で、なんというか、男女や女性同士があからさまに「最中」なものが多くて、さすがにここで紹介するのは控えます。。。
興味のある人は【蔵書票】または【exlibris】で画像検索してみて下さい〜。



一見したところ「本」「大樹」「フクロウ」「猫(科)」「ドラゴン」「スフィンクス」とか“知識”“知恵”から連想するものがモチーフとして多いですね。
で、なんで女体が多いのかちゃんと調べてないのでこっから先は憶測、というかこじつけです。
聖書で知恵を与えたとされるものはアダムの最初の妻「リリス」なので、知恵→禁断の果実→女の誘惑…と来ているのかな、と。
まあ、本当のところは、昔の人なりの(エロ本を隠す中高生のような)背徳行為だったのかもしれないけど!
ただ、ここには載せなかったけど、悪魔や死神、蛇やドクロを描いたものもよく見かけましたから、神話や聖書からの連想は間違ってないのかも(「ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は666である」ヨハネの黙示録)。
あと、天使エグリゴリが人間に火(文明)を与えた罰として地獄へ落とされ悪魔(ルシファーまたはサタン)になった話がある=知恵を得ることは神に反逆すること。だから本の後ろに名前と一緒に記すことで秘密を得るという…って文字で書くとなんかすごい厨二設定!!

こないだ教わって知って、面白くてにわかに盛り上がってるだけなので、正しい由来を知ってる方はご教授下さい〜。


あ、ちなみにBL?ものも結構ありました。

コメント

このブログの人気の投稿

なぜか占い師になって2018年のカレンダーを販売するという事態

イヤホンの正しい付け方があったとは